外壁・屋根は夏冬の厳しい温度、雨や雪そして風など、最も厳しい環境にさらされています。このため定期的な点検が必要となります。
色あせてきた、苔が生えてきた、接続面が開いてきた等、新築後10年以上経過していれば一度点検をご提案致します。
1.塗料がどれくらい長持ちするかは塗料の成分で変わる 塗料の種類は大きく分けると 長持ちする順で
●フッ素樹脂塗料(耐用年数:15年~20年)
●ラジカル塗料(耐用年数:12年~15年)
●シリコン樹脂塗料(耐用年数:10年~13年)
●ウレタン樹脂塗料(耐用年数:7年~10年)
●アクリル樹脂塗料(耐用年数:5年~8年)
2.塗料には上記以外に「水溶性塗料」と「油性塗料(溶剤塗料)」という希釈する液体が水なのかシンナーなどの溶剤の違いがあります。
●水溶性塗料は臭いが少ないが長持ちしずらい塗料
●油性塗料は臭いが強く、価格も高いが長持ちする塗料
●「一液型・二液型」では施工費用が高いが二液型のほうが長持ちする
1.家を長持ちさせるためには屋根には一つ上のランクの塗装を使うべき。
家の最も高い位置にある屋根は外壁よりも雨や風、直射日光に当たる箇所であるため、外壁より早く劣化します。
2.目地のシーリングをきちんとリフォームして雨水から家を守る。
シーリング材を定期的に補修することで劣化のない状態を保つことができれば、そこから雨水が外壁内部に入ることを防ぐことができるため、家の長持ちををさせることができます。
1.低汚染タイプの塗料ならカビや排気ガス汚れが付きにくい
汚染タイプの塗料は水が浸透しやすい機能を持っている、雨が降った時外壁表面に付着したほこりカビの元、排気ガスなど汚れを雨で洗い流してくれます。
2.クリヤー塗料は本来の模様の美観を長持ちさせる。 クリヤー塗料は、外壁の模様をそのまま保護してしまうため、外壁自体に汚れや傷ついている場合でも、透明な塗料により透けて見えるため、外観自体の模様が劣化することがないが劣化する前に継続的に塗装を行うひつようがあります。
信頼性の高いメーカーのシリコン塗装やフッ素塗料を選んだとしても、その塗料を使って施工する業者が手抜きをしたり、適切な手順に沿って施工しなかったりすると塗られた塗料は長持ちしないため、手抜き工事や施工ミスを起こさない優良業者を選ぶことが大切です
定期的なメンテナンスもお薦め致します
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1. 近隣へのご挨拶
まずは近隣のお宅へ着工前のご挨拶をいたします。
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2. 足場架け
安全に作業するための足場を組み立てます。
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3. 高圧洗浄
高圧水発生装置で 長年のほこりや汚れを洗い流し、塗料の密着を強くします。
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4. 養生
窓や玄関ドアーなどに、塗料がつかないようにビニールなど使いきっちり丁寧に行います。
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5. 下地補修
塗装を行う際の下地処理、ひび割れにシーリングを充填、打ち替え、剝れた塗料の除去、さび止めの塗布などで下地を調整。仕上がりに差が出ます。
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6. 下塗り
塗装面に一番最初に塗る塗料を塗装する。 上塗りの密着性をよくするための接着剤のような役割です。
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7. 上塗り(2回塗り)
塗料の性能を発揮させるため、基準塗布量と乾燥時間を厳守して重ね塗りしていきます。
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8. 足場撤去・清掃
足場を解体し、撤去します。きちんと周囲の清掃も行います。
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9. お引き渡し
細部にわたり仕上りの確認をし、すべて完了したところでお引き渡しとなります。